美容室を経営していた頃、
私は毎日売上を見ていました。
今日は5万円。
今日は7万円。
お客様も来てくれている。
それでも心のどこかで
ずっと不安がありました。
「このままで大丈夫だろうか」
そして結果として、
私のお店は資金ショートを起こし閉店しました。
技術が足りなかったわけではありません。
お客様がいなかったわけでもありません。
振り返ってみると、
お店が潰れる人には共通点があります。
今回は私の経験も含めて
個人事業主でお店が潰れる5つの共通点をお話します。
これから開業する人や
今お店を経営している人の参考になれば嬉しいです。
① 売上だけを見ている
経営を始めたばかりの頃、
私は売上ばかり気にしていました。
今日は売上いくらだったか。
今月はいくらいきそうか。
ですが、今思うと
これは大きな勘違いでした。
経営で大事なのは
売上ではなくお金の流れ
です。
売上が100万円あっても
支払いが110万円あれば赤字です。
売上だけを見ていると
このズレに気づけません。
その結果、
「売上はあるのにお金がない」
という状態になります。
売上を正しく管理するには
日々の売上データを整理する仕組みが必要です。
売上管理の考え方については
こちらの記事でも詳しく解説しています。
→ 個人事業主の売上管理はどうすべき?資金ショートを防ぐ仕組みの作り方
② お金の流れを把握していない
お店を経営すると
お金の出入りは想像以上に増えます。
材料費
家賃
光熱費
広告費
設備費
税金
これらが毎月発生します。
当時の私は
お金の流れをきちんと把握していませんでした。
通帳を見れば
なんとなく分かるだろうと思っていたのです。
しかし実際には
- どこにいくら使っているのか
- 今月の利益はいくらなのか
これが分からない状態でした。
現在は会計ソフトを使えば
銀行口座やクレジットカードと連携して
お金の流れを自動で整理することができます。
私が経理の仕事をするようになって
「これは経営者に必要な仕組みだ」と強く感じました。
→ 個人事業主におすすめの会計ソフトはどれ?美容室を潰した私がfreeeを選ぶ理由
③ 事業用口座を分けていない
これも個人事業主に多い失敗です。
プライベート口座と
事業のお金を同じ口座で管理してしまうこと。
私も最初はそうでした。
生活費と事業資金が混ざると
何が事業のお金なのか分からなくなります。
すると
- いくら使えるのか
- 利益はいくらなのか
これが見えなくなります。
事業用口座を分けるだけで
資金管理はかなり楽になります。
最近はネット銀行を使えば
振込手数料も安く、管理もしやすくなっています。
④ 経費管理を甘く見ている
経営をしていると
経費の支払いは毎日のように発生します。
材料費
備品
消耗品
広告費
当時の私は
これらをほとんど手作業で管理していました。
レシートを見ながら
何の経費なのかを1つずつ仕訳する。
これが想像以上に大変でした。
現在は
事業用クレジットカード
+
会計ソフト
を連携させることで
経費管理をかなり楽にできます。
クレジットカードの利用履歴が
そのまま経費データとして管理できるからです。
⑤ 売上管理を手作業でしている
最後の共通点は
売上管理の方法です。
私が美容室を経営していた頃、
売上管理はとてもシンプルでした。
しかし今は違います。
キャッシュレス決済が増え
売上の管理は複雑になっています。
現金
クレジットカード
QR決済
これらを手作業で管理すると
ミスも増え、時間もかかります。
そこで役立つのが
POSレジです。
POSレジを使うと
- 売上データ
- 決済情報
- 日別売上
などを自動で記録できます。
さらに会計ソフトと連携すれば
売上データをそのまま会計に反映することもできます。
最近では個人事業主でも
簡単に導入できるPOSレジがあります。
私が特に良いと感じたのが
Squareというサービスです。
売上管理だけでなく
カード決済や資金管理まで一体で管理できます。
→ 【個人事業主向け】Squareで売上管理と経理を自動化する方法
まとめ|経営は技術だけでは続かない
美容師としての技術には
自信がありました。
お客様も来てくれていました。
それでもお店は続きませんでした。
理由はシンプルです。
経営の仕組みを作っていなかったから。
売上管理
資金管理
経費管理
これらを仕組み化することで
お店の経営はかなり安定します。
私と同じ後悔を
これからお店を始める人にはしてほしくありません。
経営は技術だけでは続きません。
数字と仕組みを理解することが大切です。
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