MENU

共同経営で学んだ失敗|美容室を潰した私が実際に経験して感じた現実

※本ページはプロモーションが含まれています
目次

まず結論

私は従兄弟と美容室を共同経営していました。

一人で経営する不安が減ると思っていたし、信頼できる相手だったので上手くいくと思っていたんです。

しかし実際は、共同経営ならではの難しさがありました。

今振り返ると、仲が良いとか信頼できることと経営が上手くいくことは別だったと痛感しています。

開業前に深く話し合うことがとにかく大事。


なぜ共同経営を選んだのか?

私は従兄弟と共同経営していくわけだけど、関係性を簡単に書いておこう。

歳は私の2つ下で、中学生くらいからよく一緒に過ごしてきた同じ美容師。お互いの性格も考え方も割と理解してて信頼のおける相手というのが私の印象。

独立は期待も大きいが、不安ももちろんある。

今思えば、本当の意味で覚悟と自信がなかったのかもしれない。

共同経営を選んだのはそういう不安を解消する目的があったのも確か。

仲もよく信頼できたっていうのも大きいし、何より私とは全然違うタイプで人懐っこく、人を惹きつける魅力を持った従兄弟と一緒に美容室をひらけば相乗効果でよりうまくいくと思ったからだ。


開業当初は順調だと思っていた

何かにつれて気兼ねなく相談できる相手がいるというのは精神的に大きな支えになってくれる。

難しいと思えた判断も議論しながら最善の方向に持っていけていたと思う。

得意不得意で色んな作業を分担できたのも凄く助かっていた。

ほらやっぱり私たちなら大丈夫!

そんな風に思えたのも最初のうちだけだった。


少しずつ意見の違いが出てくる

共同経営は難しいと目上の方にアドバイスをもらっていた通りのことが起こりだす。

例えば、集客方法についてなら紹介で徐々に増やしていくという共通認識はあったものの、新規の割合を増やすにあたってリーフレットを使っての一人ひとりの声掛けをしっかりしていくのか、ただ渡すだけなのか。

私は選ばれるためにしっかり声掛けをしていたけど、従兄弟は数をこなすためにとにかくばら撒きをしていたり。

当時はSNSもほぼ活用されていなくて本当大変だったなあ。

他にもお金をかけるべきところへの使い方や金額、将来の方向性なども実際にやってみてはじめて分かる部分で意見が分かれることがどうしても出てきてしまっていた。


共同経営で一番難しかったのは意思決定

意見が違うのをそのままにしておくとお互いにどうしてもストレスがかかってくる。

1人ならすぐ決めて行動できるのに話し合いが必要になったりと時間のロスもでてくるようになる。

これらが積み重なっていくと結構キツい。

精神的にくる。

最終決定権をどちらにするかを絶対最初に決めておくべきだったんだ。


経営が苦しくなると考え方の違いが大きくなる

経営が苦しくなってきたら余裕もなくて何をどうするかがより深刻になっていく。

絶対こうした方がいい!

という意見で割れてしまうことが出てくるんだけど、どっちも試す余裕とお金がないからとにかく揉める。

か、勝手に試す。

お互い責任は持つんだけど、向いてる方向が違うから結局うまくいかないことが増えてしまうんだ。

ここで一度大きく揉めて最終決定権をどちらにおくのかを結局決める羽目になったからね。


今なら開業前に確認しておきたいこと

何といっても『最終決定権』

これだけは絶対1番最初に決めておくべき。

色んなことがスムーズにまわるようになるし、実際なった。

次にお金関係はしっかり決めておくべき。

利益に対する分配や借金はきれいに折半など返済の仕方もできれば契約書まで作ったほうが揉めなくてすむ。

親しいからこそお金関係はしっかりしておいた方がいいよ。

関係がぶっ壊れてしまうから。

他の細々したことは思いつく限りしっかり本音で話し合った方がいいと思う。

どうせ後で嫌というほど話すことになるから。

最後にもう一つ。

撤退ラインはひいておいた方がいい。

追加の借金をすることになったとして、どこまでを許容範囲とするかは大事。

この1事業と共に心中することはない。

生きてさえいれば私みたいに再建できるんだから。

お互いが納得するラインをしっかり確認しておくともの凄く楽になるはずだよ。


共同経営そのものが悪いわけではない

今までマイナスな面ばかりが目立ってしまったかもしれないが、個人的には共同経営そのものが悪いとは私は未だに思っていない。

私たちはやり方を間違えて結果美容室を潰してしまった。

ただ、同じ目標に対して難しい判断を同じ目線で、同じ熱量で相談できる相手がいるというのはとてつもなく大きいんだ。

私はこの部分も大きく経験したからこそはっきり言える。

お互いの足りない部分を補いあってうまくハマった時の爆発力は目をみはる。

共同経営だからこその強みがあるということもぜひ理解しておいてほしい。


私が本当に後悔していること

後悔しているのは共同経営を選んだことじゃないんだよね。

簡単に言ったらお互いの考えを本当のところで深く確認しないまま始めてしまったこと。

これに尽きます。

長い付き合いでわかってたつもりになってて、大丈夫と安易に始めた結果がこれ。

一応言っておくと今でも仲いいままだよ。


まとめ

今でも共同経営が悪いとは思っていません。

いいことも沢山ありました。

ただ、信頼関係だけで経営は続いていくことはないと骨身に染みて知りました。

開業前にお金や経営方針、責任と最終決定権について、深く深く本音で話し合うことが大切だったんだと痛感しています。

今共同経営を考えている方はぜひ参考までに。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次