個人事業主として働き始めたとき、
ほとんどの人が最初にぶつかるのが
「何が経費になるのか分からない」
という問題です。
例えば
- カフェ代は?
- スマホ代は?
- 家賃は?
調べれば情報は出てきますが、
結局こう思うはずです。
「これ、自分の場合はどうなるの?」
ここが一番難しいポイントです。
私自身も美容室を経営していた頃、
経費の判断にはかなり迷いました。
そして気づいたのは、
大事なのは
「何が経費かを覚えること」ではなく
「どう判断するかを理解すること」
だということです。
この記事では
初心者が最初に知っておくべき
経費の基本ルールと考え方
を解説します。
経費とはそもそも何か
まず最初に理解しておくべきことがあります。
それは
経費とは「事業をするために使ったお金」
ということです。
ここだけ聞くと簡単に感じますが、
実際には
- 仕事にも使う
- プライベートでも使う
という支出が多く存在します。
例えば
スマホや自宅などです。
この「混ざる支出」が
経費判断を難しくしています。
経費で一番大事なのは「正解」ではない
多くの人が
「これは経費になるか」
という正解を探します。
しかし実際には
絶対的な正解がないケースも多い
です。
なぜなら
経費は
- 業種
- 使い方
- 状況
によって判断が変わるからです。
例えば同じカフェ代でも
- 打ち合わせ → 経費になる可能性
- 休憩 → 経費にならない可能性
このように変わります。
つまり重要なのは
👉 暗記ではなく判断力
です。
経費判断の軸はたった1つ
初心者がまず覚えるべきことはシンプルです。
それは
👉 「その支出は仕事のためだったか?」
これだけです。
ここを基準にすれば、
ほとんどの判断ができるようになります。
ただし、
ここで終わらないのが経費の難しいところです。
判断を間違える人の共通点
経費で失敗する人には共通点があります。
それは
👉 自分に都合よく判断してしまうこと
です。
例えば
- なんとなく仕事に関係ありそう
- 少し使ったから全部経費
- みんなやってるから大丈夫
こういう判断です。
これはかなり危険です。
なぜなら
経費の判断は
自分ではなく税務署が最終判断する
からです。
税務署の視点を知ることが重要
ここで重要なのが
👉 税務署がどう見るか
という視点です。
税務署は
- 事業との関係
- 説明できるか
- 証拠があるか
このようなポイントで判断します。
この考え方については
「個人事業主の経費はなぜ否認される?税務署が見る3つの判断ポイント」
の記事で詳しく解説しています。
「グレーな経費」が一番危険
初心者が一番迷うのが
👉 グレーな支出
です。
例えば
- 自宅家賃
- スマホ
- 車
- カフェ
こうした支出は
完全な事業用ではない
ことが多いです。
この場合は
👉 「使った割合」
で考える必要があります。
この考え方を知らないと、
経費の判断を間違える原因になります。
経費を理解すると何が変わるのか
経費を正しく理解すると、
大きく変わることがあります。
それは
👉 利益の見え方
です。
個人事業主にとって重要なのは
売上ではなく
👉 利益
です。
売上と利益の違いについては
「個人事業主は売上と利益どっちを見るべき?経営で一番大事なお金の考え方」
の記事でも詳しく解説しています。
経費の判断を間違えると、
この利益がズレてしまいます。
初心者が最初にやるべきこと
経費を理解するために、
まずやるべきことがあります。
それは
👉 お金の流れを記録すること
です。
- 何に使ったか
- どれくらい使ったか
これを記録するだけで、
経費の判断はかなり楽になります。
この「見える化」ができていないと、
経費の判断以前に
👉 何に使ったか分からない状態
になります。
資金管理の基本については
「個人事業主の売上管理はどうすべき?資金ショートを防ぐ仕組みの作り方」
の記事でも解説しています。
まとめ
個人事業主の経費は、
単純に「これがOK」というものではありません。
重要なのは
👉 判断する力
です。
そのために必要なのは
- 事業のための支出か考える
- 税務署の視点を知る
- お金の流れを把握する
この3つです。
この考え方を理解していれば、
経費で大きく失敗することは減ります。
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