まず結論
延命資金が増えたとて、根本的な原因を改善しない限りまるっきり意味がない!
赤字経営の原因を改善すること!
そして何気に大事なのが自分自身が変わること!
それが見込めないのなら借金増えるだけだから借りるな!と言っておきたい。
ただ、追加融資が悪い訳じゃないことも触れておく。
これらの理由を、実体験を元に以下に書いていくから私みたいにならないようにぜひ参考にしてほしい。
なぜ追加融資を受けることになったのか?
理由は単純で資金ショートしだしたから。
そもそも余裕があれば借りる必要なんてないからね。
売上はあったのに資金ショートしだした大きな原因は税金の支払い。
1年目は経費が大きかったのもあって、所得税も住民税もほぼかからず。
その経験があったのもあって2年目の税金の支払いも楽勝と思ってしまってた。
経理も自分でまとめてやってたもんだから税金分をプールさせておくなどの資金管理自体ができていなかったし。
他にも家賃、人件費の固定費が高いとか色々あったんだけど、税金を支払ったことで一気に余裕がなくなっていったんだ。
本当に経営や経理の知識がないと後々痛い目をみるって実際に体験して気づくって最悪で。
当時は集客の伸び悩みに加え、固定費の莫大さから資金繰りの不安が常につきまとっていた時期。
このままじゃまずいと思って近くの信用金庫から200万円もの融資を受けることにしたんだ。
ちなみに固定費が莫大だった理由の1つ家賃の方は家賃20万円の物件を選んで後悔した話|美容室を潰した私の失敗
を読んでみてほしい。私のあまりの愚かさにびっくりするはず。
また、もう一つの大きな固定費だった人件費については従業員を雇う前に知りたかったこと|美容室を潰した私の失敗談で失敗談が読めるから笑ってほしい。
融資を受けた時「これで大丈夫」と思ったのが間違い
融資をうけた200万円が通帳に記載されると、やばいかな?と思って通帳残高とにらめっこしていた日々とおさらばと思ったね。
これだけあれば何とかなる!って、焦って色々考えてたのが嘘のように余裕がでて安心してしまったんだ。
そして問題を先延ばしにしてしまった。
問題が何かにも、当時は気づいてなかったけどね。
ほんと何で美容室経営できると思ったんだろ?
技術しかないただのいち美容師が経営の知識もノウハウもない中で、追加融資を受けて何も改善しないでただ今までの延長で惰性に営業を繰り返すだけで何も変わるわけがない。
私は延命資金を借金してまで受け取ってしまっただけ。
今の現状を改善するために効果的な施策を実行しないといけなかった。
固定費を無理やりにでも変えないなら運転資金として売上改善のために集客に集中的に力とお金を注ぎ込むとか、単価アップが見込める設備投資や材料費など思い切った変化をおこさないといけなかった。
結局私がしたのは、毎月の家賃や支払いの穴埋めだけ。
根本的な問題を抱えたまま更に首を絞める結果に
融資前の問題として、
- 家賃20万や人件費などの大きな固定費
- 新規の集客不足
- 利益不足
だったのが、これらの問題の改善がされていないからプラスで返済まで追加されることになる。
切羽詰まっていた資金不足の解消に見えるようなまとまった金額200万円が手元にあるもんだから安心だけして、この状態が更に首を絞めていくことに気付いていなかった。
問題を抱えているのにさらに問題を抱えたわけだ。
200万円借りたとして、年率15%とかの利率をかけられてたら返済の1年目には徐々に減るとはいえ単純計算で年に30万円もの利息を払うことになる。
月に直すと毎月25000円が利息。
この金額以上を返さないと元本が減らないから月に5万円を返しても半分は利息しか返せていない所からスタート。
切羽詰まっている中の年率15%はなかなかにえげつない。
ちなみに毎月の経費に更にプラスで5万円の返済が増えたとして、単価が1万円のお客様を追加で増やしてトントン。
単価が低いならもっと多い人数を集客しないと話にならない。
お店の状態は新規の集客不足なのにね。
単価1万円だったとして借りた200万円でなんとか毎月6人以上の集客や利益の増加ができなければ、単純に融資受けた現状の方が悪化してる。
借金を増やして残高をもっただけの本当の延命資金。
当時はこんなこともわからないまま安心してしまったってわけ。
「ご利用は計画的に」ってよくできた言葉だよほんと。
返済計画は必ずたてないと現状より更にキツくなるから気をつけて!
これマジだから。
本当に必要だったのはお金ではなく改善策と自分自身の変化
そんな改善策がわかってて、実行できて、実際に改善できるのならハナからみんなやってるよね。
結局切羽詰まってお金に余裕がないから適切な期間をとらないといけないのに、その期間にも余裕が持てない。
だから早急に効果の出そうな内容を模索するけど、そんな簡単にあるわけがない。
結果足踏みして何もしない。
余裕がない中でも、融資を最大限活用できる日数で一定期間区切ってお金をかけないといけない分をしっかりかけて1つずつ問題を改善していかないといけなかった。
- 固定費を見直す
- 集客方法を変える
- 数字を見る
- 利益改善する
など、私の場合はね。
今までの自分なら今までと同じ結果にしかならないから、自分自身を考え方から行動から何もかも大きく変える必要があったんだよね。
当時は気づけなくて行動できなかったけど、知りあってた経営者仲間に相談したりとか。
経営セミナーなど、自分よりも先を行く人を見つけて質問しまくったりとか。
とにかく身を切って大きな変化をしなかったから何も変えられずに結果美容室を潰してしまった。
知識も人脈も大事。
人脈は出会うことで広げていくしかない。自分から率先して出会う場所を求めていくしかない。
知識に関しては今の時代いろんな方法で取り入れられる。
SNSでもYouTubeでも本でも。
そして成功者は読書家が多い。
私はある経営者のおすすめもあって、その後色んな本を手にとっていく。
その中から私自身が変わるきっかけになったと思えるおすすめ本があるから、読んだことがない本があれば少しずつでもいいから読んでいってほしい。
その積み重ねが、問題解決の糸口になるかもしれない。
私がおすすめする本については個人事業主に本気でおすすめする本一覧|読む前と後とで全然違う
に載せてるのでぜひ一度読んでみてほしい。
私は大げさでなく人生変わったよ。
今なら融資を受ける前に確認すること
自分自身の変化も大事だけど、改善策が明確でその融資を受けることで改善ができるかどうかの1点をまず真剣に考えてほしい。
私の場合でいくと、
- 今のままいくとあと何ヶ月もつのか?
- 今の現状の問題点の洗い出し
- 固定費の洗い出しから削減できるものがあるか?代替えはできるか?
- 必要経費洗い出し後損益分岐点の再確認
- 損益分岐点を軸にした必要な売上の明確な金額(余裕をもたせた金額)
- その売上に対してお店の顧客一人当たりの単価
- その必要単価から導きだされる必要な月の来店数
- その来店数を叶える為の必要な新規集客数
- 毎日の集客数と売上金額の明確な数字
- それにはどのくらいの期間とどのくらいの金額が必要か
- 甘く見ない利率と返済計画の確認
など細かく紐解いていって、今何にどのような順序で集中して改善していかないといけないのかを明確にしておくことで何をいつまでにしないといけないのかがよりはっきりわかる。
それによって、資金に余裕がない場合でもそもそも融資が本当に必要なのかも考えてみることだ。
問題と取り組むことがはっきりすれば、あとはやるだけ。
利率と返済計画の確認は絶対にしておくこと!私のように首を絞めることになるからね。
融資はうまく活用しさえすれば今の現状を変えられる大きな武器の1つなんだよ。
まとめ
融資をうけて通帳の残高が増えると一時的に安心するけど、それは錯覚だから。
根本的な原因を改善しない限りまるっきり意味がない。
そのためには経営を悪くしている問題をまず明確にすること。自分自身も変わる必要があるということを理解しておいてほしい。
私はそれを実際に経験し、みごとに失敗した側。
融資はうけずにいけるのが確かに一番いい。
だけど問題を改善するのに融資がより良い手段なら迷わず使うべきだし、受けるならぜひ私の失敗を糧に最大限大きな成果を生み出してくれたら嬉しい。

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